odコマンドの便利なオプション

※MACターミナル(BSD系)での動作確認です。

odコマンドで良く使う便利なオプションを書いてみたいと思います。

例えば、下記のsample.txtがあったとします。

$ cat sample.txt 
123abc

デフォルトでは、8進数で表示されます。

$ od sample.txt 
0000000    031061  060463  061542  000012                                
0000007

-xオプションで16進数で表示できます。

$ od -x sample.txt 
0000000      3231    6133    6362    000a                                
0000007

-t x1とオプションを付けることで、16進数で、1byte単位で表示されます。
見やすくで便利です。

$ od -t x1 sample.txt 
0000000    31  32  33  61  62  63  0a                                    
0000007

更に、-cオプションで、元の入力文字も表示されます。

$ od -t x1 -c sample.txt 
0000000    31  32  33  61  62  63  0a                                    
           1   2   3   a   b   c  \n                                    
0000007

オフセットの表示も16進数でに変えたい場合は、-A x と付与します。

$ echo 1234567890abcdefg | od -A x -x
0000000      3231    3433    3635    3837    3039    6261    6463    6665
0000010      0a67                                                        
0000012