awkで配列自体を削除する場合もdeleteでOK

配列自体を削除する方法

※awkの使い方をまとめて一覧にしました。
参考：awk入門-使い方まとめ一覧-

※MACターミナル(BSD系)での動作確認です。

awkで配列自体を削除する場合には、下記の形式で削除できます。

delete 配列

例えば、配列arrayを削除する場合は、下記のように書きます。

		delete array

配列の要素を削除する場合です。
参考：awkの配列の要素を削除するにはdeleteを使えばOK

サンプルコード

サンプルコードです。

"awk input output "の文字列をsplitで分割して、配列arrayに格納します。
その後、配列arrayを削除します。

 $ cat sample.awk 
#!/bin/sh
cat in.txt | awk '		
	BEGIN{
		split( "awk input output " , array, " " )
		for( i in array ) {
			printf "array[%s]=%s " , i , array[ i ]
		}
		printf "\n配列自体を削除\n"
		
		delete array #配列自体を削除

		for( i in array ) {
			printf "array[%s]=%s " , i , array[ i ]
		}
	}
'

配列の削除前と削除後で、配列arrayの全ての要素を出力しています。
実行すると、配列の削除後は、配列arryaの出力をしても何も出力されないのが確認できます。

 $ ./sample.awk 
array[2]=input array[3]=output array[1]=awk 
配列自体を削除