gitでpatch作成からpatch適用まで

git diffでpatchを作成

それでは、git diffでpatchを作成してみます。

まず、file001.txtに変更を加えます。

 $ echo "text" >>file001.txt 
 

git diffをすると変更されているのが確認できます。

 $ git diff
diff --git a/file001.txt b/file001.txt
index e69de29..8e27be7 100644
--- a/file001.txt
+++ b/file001.txt
@@ -0,0 +1 @@
+text

git diff >patchファイル の形式でpatchファイルを作成します。

 $ git diff >diff_file001.patch
 

patchを適用する

※MACターミナル(BSD系)での動作確認です。

git checkout . でワーキングツリーの更新を取り消します。

 $ git checkout .
Updated 1 path from the index

git diffをしても差分が現れません。

 $ git diff
 

ここで、patchファイルを適用します。
参考：diffの-uオプションでpatchファイルを作成して適用する

 $ patch <diff_file001.patch 
patching file file001.txt

git diffをするとpatchファイルが適用されているのが確認できます。

 $ git diff
diff --git a/file001.txt b/file001.txt
index e69de29..8e27be7 100644
--- a/file001.txt
+++ b/file001.txt
@@ -0,0 +1 @@
+text